名所訪問

「 栃木 県央 の桜めぐり 」

( 早乙女の桜並木・観音寺・義家桜・中央公園 )


かうんたぁ。


春で〜す。 桜の季節がやってきました。 
栃木県内にも見答えのある桜がありますよ!!
県北の桜を見にでかけました。


◎ 早乙女の桜並木

さくら市に名を変えた喜連川に入る道の両側は、桜のトンネルをつくって、迎えてくれます。
下に降りて見あげますと、菜の花の花の黄色と、桜のピンクが、見事な調和を醸し出して、 大変華やかです。
喜連川には、日帰り温泉施設が充実していますので、温泉に訪れるとよいでしょう。 
その際、桜もご鑑賞ください。
花 期は(年によって変わりますが)4月3日〜4月10日ごろです。

(場 所) 那須塩原市(旧喜連川町)早乙女。
   氏家町から国道293号で小川方面に走る。 
   弥五郎坂を越え、葛城交差点で左折すると、喜連川町街に入る道。
   その両脇がソメイヨシノの桜並木です。

早乙女の桜並木
早乙女の桜並木


◎ 観音寺の桜

年数はかなり経つ由緒正しいしだれ桜です。
寺も荒れ果てた感もあり、樹にやや勢いが無くなっているように感じました。 
道路脇の塀で覆われ、注意しないと通り過ぎてしまいます。
    花 期 : 4月10日〜16日ごろ(年によって変わりますが)

(場 所)   小川町吉田
     小川町街から国道294号を南下。 少し走ると、右にあります。

観音寺の桜
観音寺の桜


◎ 西山辰街道のヤマザクラ 義家桜

義家桜は、県内でも、ほとんど知られていない桜です。
旧西山辰街道(県道61号)に咲くヤマザクラである。
西山辰街道は、 平安時代の古い街道で、 源頼義・義家父子が、 奥州に安部頼時を征伐に行ったとき、通りました。
桜は、九百年も経過した県内最古のヤマザクラで、 目通り5.5m、高さは19mにもなる。 
義家桜の名は、義家が持っていた桜の鞭(むち)を刺して置いたのが根付いた、と伝えられている、 故事による。
根元には、桜観音が安置されている。
奥州で調達した馬が病に罹り、困った馬喰が桜の根元でひざまづき、神に助けを求めたところ、 翌朝には平癒したので、お礼に観音像を祀ったといわれているものである。
      花 期 :      4月10日前後

(場 所) 那須烏山市(旧南那須町) 八千代
西山辰街道は、古い道なので、どのようなルートだったか、分からなくなっているようです。
氏家町から烏山方面(県道10号)に向かい、(南那須町の)福岡交差点を右折し、 芳賀方面に向かうと 八千代地区に出る。
八千代台入口を左折し、 坂を登ってゆくと、右に入った道脇にある。 
すこしわかりずらいところです。 

山桜 義家桜
山桜 義家桜


◎ 中央公園の桜

旧陸軍宇都宮師団の跡地で、専売公社煙草製造工場だったが、やめた後に県が作った公園である。
町のど真ん中にあり、規模も大変大きいものです。
博物館も併設していて、栃木の歴史を知ることが出来る。
公園には、シダレザクラや山ザクラなど、いろいろな桜が植えられている。 
色合いが微妙に違うので、見ていて楽しいです。 
単身赴任していた時、近くのマンションに住んでいた。
桜の時期にはほぼ毎日散歩で訪れ、 池の周りを巡りながら、観賞しました。
池に浮かぶ花影や鴨を入れてのショットなど、いろいろな角度から写せるのがよいですね。 
   花 期 : 4月10日〜14日(早い年は4月1日前後からという年もありました)

 (場 所) 県立中央公園  宇都宮市鶴田町
園には、いろいろな花や樹が植えられていて、年中花が絶えない。 池には鯉や鴨、かるがもがいるので、小さな子供を連れたお母さんのたまりばでもあります。

中央公園の桜      中央公園の桜
中央公園の桜
中央公園の桜

上記の他、県央には以下の桜の名所があります。

◎ 八幡山公園   宇都宮市塙田  宇都宮市民の花見の場所で、夜店もでて、宴会客で賑わいます。
◎ 千手山公園   鹿沼市千手町  高台にあり、ミニSLが走っています。 
千手観音が祀られています。。
◎ 金崎の桜堤   西方村金崎   思川の堤防にある桜並木ですが、規模がかなり小さくなったようです。
◎ しもつけ風土記の丘  国分寺町国分
  根尾桜を分苗されて、育った薄墨桜で、有名です。 他の桜より咲くのが早そうです。
  ソメイヨシノに合わせて桜祭りが行われています。
以上の公園には、多くの花見客が集まって、花見の宴が催されます。



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