群馬県板倉町にある雷電神社は、関東一円、特に利根川中上流域に点在する、雷神神社の総本宮である。
創建は聖徳太子と伝えられ、延宝二年(1674)には、
上州館林藩主の徳川綱吉の命により、社殿の大改修が行われた。
以後、徳川三ッ葉葵の紋章の使用が許されている。
雷電神社は、社殿、奥宮、末社八幡宮稲荷神社で構成され、社殿と奥宮は群馬県の重要文化財に、
末社八幡宮稲荷神社は群馬県で一番古い木造建造物とされ、国の重要文化財に指定されている。
本堂の彫刻は、左甚五郎を師と仰ぐ、名人彫刻師・十代目・石原常八達により、
天保六年(1815)に造られたものである。
火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)・菅原道真などを祀っている。
館林七福神めぐりの一番目で、ここには「厄除け雷電」として、福禄寿が、境内に祀られている。
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雷電神社本社 |
所在地 群馬県板倉町板倉2334
東北自動車館林ICより、R354バイパスを古河方面へ約2.5km、信号「水郷公園」を左折して、1.2km、
訪問日 平成十三年(2001)十一月二十三日