浄土平は、福島市土湯温泉町鷲倉山にある。
吾妻山連峰の標高1707メートルの吾妻小富士・標高1975メートルの東吾妻山・
標高1802メートルの蓬莱山・標高1949メートルの一切経山・標高1805メートルの高山等に囲まれた、標高1600メートルの平坦地である。
浄土平は、吾妻連峰の東部に位置し、周辺は、一切経山の火山噴火により生成された。
火山荒原と、オオシラビソを主とする針葉樹の原生林となっている。
駐車場の周辺に浄土平ビジターセンターとレストハウスがある。
吾妻スカイラインが開通することで、浄土平に容易に訪れることが出来るようになった。
浄土平の駐車場に車を泊まると、吾妻山連峰の山々に囲まれた盆地であることが確認できる。
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浄土平と吾妻連峰 |
駐車場の東側にある、吾妻小富士へ登ってみる。
駐車場からスカイラインを横断して、階段を登ると10分程で、火口壁の稜線に到着できる。
「 吾妻小富士は、標高1707メートルの活火山で、本来の名は摺鉢山である。
擂鉢状の大きな火口があり、麓の福島市から見ると、小型の富士山に見えることから、
その名が付いた。
火口は直径450メートル、一周の距離は1500メートルである。
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吾妻小富士火口 |
火口壁を一周していたら、パラグライダーを行っているのを目撃した。
足場が悪いところであったが、すぐに空気を捕えて、飛び出し、福島市の方向へ飛んでいった。
それを確認し、火口を一周して、下に降りたが、一時間程で、駐車場へ到着した。
浄土平の眺望は出来たが、福島盆地の風景は雲にさいぎられて、見えなかった。
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パラグライダーが飛びたつ | 空中を滑空 |
浄土平へは、福島駅から観光バスで、一時間、浄土平バス停下車
東北道福島西ICから、吾妻スカイラインで40分
訪問日 平成十三年(2001)八月五日