北塩原村は日本の百名山の一つ・磐梯山と、檜原湖・五色沼<
を始めとする大小300余りの湖沼がある裏磐梯にある村である。
北山村・大塩村・檜原村が、合併した際、一字づつとって命名されたという.
桧原湖は明治二十一年の磐梯山の噴火により、周囲の河川が堰きとめられたことにより、
できた湖で、標高八百メートル程のところにある。
南北十八キロ、東西十一キロあり、大きな湖である。
遊覧船が出ている他、モータボートが走る姿も捕えられた。
十月に訪れると、バンガロー群があったが、古そうに思えた。
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桧原湖 | 秋の桧原湖 | バンガロー群 |
松原湖の他にも、小野川湖や秋元湖があり、桧原湖を含め、裏磐梯三湖といわれる。
小野川湖は桧原湖の東方にあり、東西三3.5kmで、面積は1・72u。
明治二十一年(1888)の磐梯山の噴火で、山体崩壊が起き、
その時発生した土石流により、小野川・長瀬川などが堰きとめられ、小野川湖が誕生した。
湖には無人島が数ヶ所ある。
時期を変えて訪れたが、雰囲気が違って見えた。
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凍結した小野川湖 | 晩秋の小野川湖 | 初秋の小野川湖 |
吾妻山中の百貫清水から小野川不動滝を経由し、小野川湖に流れ混んでいる。
小野川湖の北部に、小野川不動滝への探勝路があり、約一キロ、歩いて三十分で、
不動滝がある。
探勝路では綺麗な紅葉に出会えた。
不動の滝は滝の傍に、不動尊が祀られていて、その名が付いた。
ここに流れる水は、小野川湧水と名付けられ、名水百選に選ばれている。
中津川渓谷は、西吾妻山から東大嶺を水源とし、秋元湖へ流れこむ渓谷である。
秋元湖の北部に、中津川渓谷探勝路があり、探勝路を歩くと、川の流れにより削られた中津川渓谷は
明るい灰色の岩肌を見せ、溢れる済んだ水との景観が見事である。
透明な水がきらきら輝き、生き生きと水は流れ下っていく。
秋の紅葉は裏磐梯でも随一である。
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紅葉の不動滝探勝路で | 不動滝 | 中津川渓谷 |
桧原湖の東部にある裏磐梯物産館脇から、柳沼をスタートして、毘沙門沼
迄至る探勝路があり、これら沼群を総称して五色沼という。
最初にあるのは小さな柳沼である。
その次は青沼で、五色沼の中で一番青く見える沼である。 ここにはベンチもありました。
次にあるのは瑠璃沼で、ここからは磐梯山がよく見える。
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紅葉の柳沼 | 一番青い青沼 | 磐梯山が見える瑠璃沼 |
その先にあるのは弁天沼で、毘沙門沼に次に大きな沼である。
美しい青色の水の奥に、吾妻山と西吾妻山が見える。
毘沙門沼は、五色沼で一番大きく、ボート遊びができる。
奥には磐梯山が噴火により、山容が崩壊した姿をはっきり見ることができる。
ここが五色沼の最後であおの先に、バス停がある。
裏磐梯サイトステーションから南に歩くと、レンゲ沼・姫沼があり、
その先に中瀬沼探勝道がある。
二十分程あるくと、中瀬沼展望台がある。
展望台からは、荒々しい磐梯山噴火口・磐梯山の噴火により出来た中瀬沼が、
森の中に静かに佇んでいる姿が見える。
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弁天沼 | 一番大きい毘沙門沼 | 森の中の中瀬沼 |