ウトロ温泉をを出で、知床五湖へ行く。
「 知床五湖は、知床連山を背景に、原生林の中にたたずむ、
五つの神秘的な湖である。
多くの野生動物の生息地であり、ヒグマの爪跡やクマゲラの食跡など、
知床の自然の豊かさを実感できる場所である。 」
時間がないので、、「知床五湖」と書かれた写真スポットの周辺から、一の湖を中心に、 知床連山の一つの写真や湖の先の原生林を写すだけで終了。
国道334号に戻り、羅臼町へ向かって進むと、知床峠で停車。
サシルイ岳とその前には原生林が広がっている。
![]() |
![]() |
![]() | ||
知床峠から、羅臼町へ坂を下る。
坂を降りきると、国道335号(国後国道)は海岸線に沿って南下する。
標津町に入ると、三叉路で国道244号に合流する.\。
。
ポー川史跡自然公園や三本木遺跡があり、このあたりは古くから開かれていたことが分かる。
標津町町役場を過ぎると、道は左にカーブし、
野付分岐バス停の先に三叉路があり、国道は南下するが、左側の道道950号に入る。
この道は野付半島を縦断する道で、全長三十メートル程である。
途中で、「ようこそ別海町へ」の案内板がある、駐車場へ駐車。
地図には、この西方にトドワラ、南方に原生花園が表示されている。
もう少し南に、トイレのある駐車場があり、
その南に野付崎灯台があるとあった。
「 野付半島は、根室海峡に向けて飛び出した、
全長二十八キロの日本最大の砂嘴の半島である。
トドワラは、立ち枯れたトドマツ林のこと。
幾度かの暴風や嵐により、現在は数本が見ることはできない。
野付半島は、冷涼な気候から、高山植物の可憐に花々が咲く。と知られる。 」
歩いていると、風景は殺伐としていて、枯れた木が横に連なっているのがみえたが、
これがトドワラなのだろう。
説明板などがないので、確認できない。
(注) 十九年過ぎた現在は、 トドマツ林はほとんど消えてしまったようである。
国後島まで、16kmとあり、太陽光が逆光で、白く見えたのが日本に返還されない、
国後島である。
この地には、黒ユリ、エゾカンゾウ、センダイハギ、ノショウブ、アッケシソウが咲く。
訪れた時はハマナスが咲いていた。
知床旅情に登場する花である。
一時間位いたか?
![]() |
![]() |
![]() | ||
野付分岐かqら、国道244号を北に少し戻り、南8東1交叉点を左折する。
この道は国道272号で、しばらく行くと、中標津町で、右手に中標津空港が見えてくる。
空港に入る交叉点そ右折すると、この道は道道150号(摩周中標津線)で、空港を越えて行くと、
道は左折するが、この北西に開陽台展望台がある。
「 開陽台は、中標津町市街地から、車で15分。
中標津町のランドマークともいわれ、海抜270mの台地にある。
そこからあたりを見渡すと、「緑のじゅうたん」 とも表現できる、
牧草地帯が一面に拡がる。
まさに、「北海道にきたね!!」 と実感できる。
夜には、上空に無数の星がちりばめられ、 「宇宙にはこんなに星があるのだ」 と感動する。 」
開陽台から道道150号へ戻り、進んで行くと、坂道になり、摩周湖へ向かって上っていく。
駐車場に着き、展望台から摩周湖を見ると、霧が出ていて、まさに「霧の摩周湖」 である。
![]() |
![]() |
![]() | ||
第三展望台へ移動する・
摩周港には複数の展望台があるが、下は切立っているので、降りることはできない。
「 摩周湖は、日本で20番目の大きさの湖である。
約七千年前の巨大噴火で生まれたカルデラ湖で、
アイヌ語では、 「キンタン・カムイ・ト ― (山の神の湖) 」 という。
流入と流出のない閉鎖湖で、周辺の雨水が土壌に浸透して濾過されるため、
世界でバイカル湖に次ぐ、二番目の透明度の高い湖である。
急激に深くなっていることと、その透明度が高いことから、青以外の反射が少なく、
晴れた日の湖面の青色は摩周ブルーと呼ばれている。 」
本日は、上空から湖面まで、もやがかかっているので、湖面の青は白ぽい青であった。
湖面の小さな島は、アイス人には神聖な島・カムイシュ島である。
その奥に見えるのは摩周岳だが、上に雲がかかっていた。
摩周湖を後にして、道道52号を下り、摩周湖入口交叉点の三叉路に出る。
国道243号を南下し、突き当たりの三叉路を右折し、国道242号を西に向かうと、
山道になり、途中からはくねくねしたカーブが続く。
到着したのは夕方で、遊覧船などは終了していた。
「 阿寒湖は淡水湖で、天然記念物のマリモやヒメマスが生息する。
冬は全面凍結し、ワカサギ釣りやスケート、スノーモービルなどの会場になる。
今から一万年前、雌阿寒岳が噴火し、現在の阿寒湖と、その東にあるベンゲトーと、
バンケトーを誕生させた。 」
阿寒湖の周辺はホテルや旅館が建ち並び、北海道で有数の観光地である。
![]() |
![]() |
![]() | ||
訪問日 平成二十四年(2002)九月二十七日