令和三年(2021)七月十九日、網走を見学後、今夜の宿の知床のウトロ温泉に向かう。
30分程走ると、左側に、 「網走国定公園小清水原生花園」 の建物がある。
ここは濤沸湖の植物と渡来する鳥を観察する木道が設置されている。
濤沸湖周辺に広がる湿性植物には、夏はヒオウギアヤメやタチギボシが咲き、
海側に広がる砂丘の小清水原生花園とは、
違ったお花畑が見られます。
濤沸湖は、ガン・カモ類が毎年2〜3万羽が飛来する渡り鳥の中継地・越冬地として
知られています。
旅鳥・渡り鳥とは別にマガモやカワアイサなどのカモ類やオジロワシなどが
一年を通して見られます。
また、冬には世界的な希少種であるオオワシの姿も見られ、
主要な越冬地の一つとなっています。 」
小清水原生花園の看板の先を上ると踏切があり、釧綱本線の原生花園駅がある。
天覧ヶ丘展望台からは、濤沸湖が遠望できた。
オホーツク海側には近く、草叢にハナナスが、ちらほら咲いていた。
また、エゾカワラナデシコ(?)の花も咲いていた。
北海道の花の時期は短く、前回訪れた時は花は一つも咲いていなかったので、
今回の訪問で目的の一つが果たすことができた。
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小清水原生花園から一時間で、オシンコシンの滝に到着した。
説明板「知床世界自然遺産 オシンコシンの滝」
「 オシンコシンとは、「そこにエゾマツの群生するところ」 を意味する、
アイヌ語に由来します。
流れが2本になっていることから、別名「双美の滝」とも言われています。
この滝は平成2年に日本の滝100選に選定されました。 」
平成十四年(2002)九月二十六日にも訪問していて、 その時は夕日で滝が渋茶に染まっていた(右下写真)
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十七時四十五分、ウトロにある、知床第一ホテルに到着した。
早速、温泉に入る。
源泉は6号・9号・11号・12号・13号の混合泉で、61.2度、pH6.75、無色澄明、塩味、無臭と温泉分析書にある。
海側に開けた露天風呂に入った。
食事はバイキングだが、なかなかうまかった。
値段も高かったが、部屋も広く、
新しく、 泊まってよかったと思った。
前回はこのホテルより高いところにある、知床プリンスホテルに泊まった。
近くにオートキャンプ場があり、知床八景の一つ・夕陽台からは、
港が見える絶好のローヶ―ションである。
当日はウトロ港にある、知床八夕八景の一つ、オロンコ岩に夕日が沈み、
その残照で海がが染まり、すばらしかった。
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訪問日 令和三年(2021)七月十九日