昨日。横浜に宿泊したので、八景島シーパラダイスへは、
JR関内駅から根岸線で、新杉田駅へ行き、
横浜シーサイドラインに乗り換えて、八景島駅へ行く。 所要時間は40分。
横浜シーサイドラインは、新交通システムとして、新杉田駅から金沢八景間をAGT
(案内動条式)で運行されている。
八景島駅は無人駅、列車も無人運転である。
駅を降りると、駅前の林になっているところに、
「旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道」 という、大きな説明板がある。
説明板には 「 八景島は、海の公園と金沢八景大橋で結ばれている人工島で、
島の総面積は24ha、内海をもつ大小2つの島から成り立っています。
護岸線は約3km、半径30mのバルコニーは山下公園を模して。3ヶ所に設けられ、
水面上の壁面には木曽石が埋め込まれています。
平成5年(1993)には、「横浜・八景島シーパラダイス」が、誕生しました。
ピラミット型の水族館を中心として、自然の海と癒しをテーマとした幻想的イルカや魚を眺められる
ほか。 海の生物たちとのスキンシップ、海育をコンセプトとした環境教育の取組など、
子どもも大人も楽しみながら、海の生物と理解しあえるレジャースポットです。
また、島の中央の小高い丘の上にある「丘の広場」には「バラ園」があり、
6月には丘への登り下りの遊歩道の両側に、数万株のあじさいが咲く誇り、
あじさいの島にまります。
さらに、花火をはじめ、季節に合わせたさまざまなイベントが行われています。 」
などと、書かれている。
駅前の遊歩道を八景島方面に向かってあるくと、海の向こうに八景島の施設の一部が見えた。
吊橋の八景大橋を渡っていると、北西の海の向こうの住宅地の先に、富士山が小さく見えた。
望遠にすると、快晴の富士山は、全体が白い雪で覆われていて、頂上に風が吹いているのか、
少し白いものが横に動いている様子に見えた。
橋を渡ると、オープンマーケットがあるところだが、開業時間前で開かれていない。
左の方向へ行くと、小さな子供が喜びそうな、有料のレットバロン・バイキング・バタフライダー
の施設がある。
その先は大型バスの駐車場に通じる道路が頭上にあり、その高架橋をくぐると、その先に
カーニバルハウスやセンターハウスがあり、アクアミュージアムのチケット売場があった。
当日はアシカショーなどが公演されない時に当ってしまい、入場料も3000円と通常時より
安かった。
アクアミュージアムは、ピラミットのような鉄骨を組み合わした建物で、水族館である。
5階建てで、1・3・4階が展示室、5階はLAB11「海の源・豊かな海に暮らす魚達」とアクアシアターで、構成されている。
アクアミュージアムへ入ると、開場開始時間の直後であったのに、水槽が見えない程、混んでいた。
止曜日ということと、アトラクションがないため、アクアミュージアムへ全員が来たためだろうと、
思った。
展示は、相模湾を含めた東京湾の魚の形態を展示していた。
しかし、照明を落としていて、暗く水槽が見づらい上、丁寧な説明もなく、
目玉になる魚の種類も少ない。
今から30年前、水族館が開館した時訪れたが、八景島は遊園地と水族館を組み合わせたコンセプトは目新しく、多くの団体客を集めていた。
西武の経営不振の影響があるのか分からないが、水族館の目玉もなく、展示に工夫もないのでは、
リピーターは呼ぶことできないのではないか?
クラゲの展示を見ても、鳥羽水族館は一定のスペースを確保して、クラゲだけを見に訪れても
満足できる。
名古屋港水族館へ行くと、ペンギンを中心として展示になっていて、種類も多く、
部屋も寒いので、南極へ行った気分になれる。
今後、他の水族館に学んで、八景島らしい水族館になることを望みたい。
5階にいるコツメカワウソ、この小動物の動く姿はかわいく、また、面白く、
今回訪れた中で、一番だった。
下を見ると、八景島客船ターミナルが見えた。
八景島周辺を回る、ミニクルーズ「パラダイスクルーズ」が発着している。
別に、ドルフィンファンタジーと触れあいラグーンがあるのだが、当日休園であったので、
以上で水族館の見学は終わった。
この後、横須賀の軍港巡りをする予定であったので、一時間程の滞在で終了した。
訪問日 令和六年(2024)二月二十四日