◎ 渦潮観潮
JR徳島駅前から、徳島バスで、40分、鳴門駅前で下車、乗り換えて、観潮船が出る港で、バスを降りる。
乗船券売場には、「 教の渦潮の見ごろ 北流 最速時 11:30 南流 最速時
17:40 」 と、記されていた。
乗船した船は、わんだーなるとで、尖った先首をし、白亜色の船である。
以前、淡路島で乗った船は小さく、船酔いしたが、この船なら大丈夫と思った。
出港時間になると、港を出て、鳴門公園がある岬を廻るように進む。
鳴門海峡は浪立つように思えた。
四国の鳴門と淡路島の南あわじ市を結ぶ鳴門大橋へ向かって、船は進む。
海面は大きな輪というか、渦城の浪形が橋に向って続いている。
鳴門大橋をくぐるあたりが、渦が大きくなるところと思った。
海面が持ち上がり、波が横にぐるりと動くのではあるが、
今日は丸い渦になる姿は見られなかった。
鳴門の渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、
激しい潮流が発生することによりできる自然現象で、
最大の時は二十メートルになる時もあるという。
大きな渦を期待したが、当日は小潮のため、残念ながら、渦の形にはならなかった。
船は帰途に着き、入港し、観潮は終了した。
◎ 大塚美術館
その後、飛行機の時間まで、大塚美術館で過ごした。
大塚美術館は大塚製薬が運営する美術館で入城料は高かった。
世界二十五ヶ国、百九十余の美術館が所蔵する有名な名画千点余を原画と同じ大きさに複製して陶板画が展示している。
システィ―ナ・ホール 天井画は、ミケランジェロが描いたフラスコの天井画である。
ミケランジェロと最盛期のルネサンス絵画の最高傑作となり、
ローマにおける絵画の黄金時代を代表するものになった作品である。
フェルメール・ヤン の 牛乳を注ぐ女 は、本物そっくりで、
コピーというない、迫力があった。
コピーといえはそれまでだが、
現地の美術館でもこれだけ自由に見たり、写真を撮ったりできないので、これはこれで十分に楽しむことができたので、満足した。
大塚美術館へは、JR鳴門駅からバスで20分、大塚美術館下車
旅をした日 平成三十年(2018)三月九日