桧原神社と豊鍬入姫宮は、奈良県桜井市にある神社で、
桧原神社にはテ照大神が、末社の豊鍬入姫宮には、崇神天皇の皇女・豊鍬入姫宮が祀られている。
桧原神社は、崇神天皇の六年に、豊鍬入姫宮が天照大神を最初に祀った地で、元伊勢と呼ばれる神社である。
桧原神社と豊鍬入姫宮があるのは、三輪山の麓である。
JR三輪駅の北北東に位置し、南北に通る古代の道・山の辺の道の沿線に、
「大神神社摂社 桧原神社」 「皇大神宮聖蹟倭笠縫邑」 の木柱が建っている。
この一帯は大神神社の一帯で、桧原神社はその末社である。
>桧原神社の境内には、「(元伊勢)桧原神社 と 豊鍬入姫宮の御由来 」 と、書かれた、
説明板が建っている。
説明板「(元伊勢)桧原神社 と 豊鍬入姫宮の御由来 」
「 桧原神社は天照大神を、末社の豊鍬入姫宮は崇神天皇の皇女、 豊鍬入姫宮を祀っている。
第十代の崇神天皇の御代までは、皇祖・天照大御神は、宮中にてお祀りされていたが、
崇神天皇の六年に、皇女・ 豊鍬入姫宮(初代斎王)の手に託され、宮中を離れて、
この倭笠縫邑(やまどのかさぬいむら) に於いて、磯城神籬(しきひもろぎ) を立てて、
お祀りされることになった。
その後、天照大神は伊勢へ御還幸されたが、引き続きお祀りしてきたことから、
この地を元伊勢と呼んでいる。 」
石段を上ると、右側に桧原神社、左側に豊鍬入姫宮があり、その前の砂洲の手前に、遙拝所がある。
「
松の下には、赤く塗られた柵と、結界を示すしめ縄で囲まれた遥拝所、 その先には三ッ鳥居がある。
桧原神社には、神殿も拝殿もなく、三輪鳥居といわれる独特の鳥居が立つのみで、
御神体は、かっては三輪山だったが、現在は山中の磐座である。
三ッ鳥居の左側にある社殿は、昭和六十一年に鎮座した、豊鍬入姫宮 (とよすきいりひめのみや) である。」
中山道や伊勢街道で、 天照大神が、 伊勢へ御還幸されまでの 倭姫命(豊鍬入姫宮) の痕跡を 確認しながら歩いたので、 元伊勢の地を訪れることができたのはうれしかった。
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訪問日 平成二十二年(2010)三月二十二日
所在地 奈良県桜井市三輪1422493
JR桜井線三輪駅より徒歩30分