なばなの里へは数回訪問している。
車で訪れたのが前半で、最後に訪れたのは電車であった。
奈良からの帰りであったので、近鉄特急で、伊勢中川から乗り、四日市駅で乗り換え、長島駅で下車。
通常期、なばなのさとへのアクセスは、名古屋バスセンターからと、桑名駅からのバスが出ている。
花のない冬樹は桑名駅からのバスは休止で、代わりに、近鉄長島駅前バス停からなばなの里への
直行便が出ている。
バスに乗ると、なばなの里の駐車場の一角にあるバス停に、十分程で到着した。
バス停を降り、少し行くと、入場券売場があり、中に入ったところに、
「Nagashima Resort」 のデイスプレイがあり、長島温泉が開業して、60年の標示を示していた。
なばなの里の特色は、花畑が一面に広がることだが、今回は1月のため、パンジーが植えられているが、花も少なく、閑散としていた。
撮影会で訪れた4月には紫・赤・ピンクの絨毯のように花が咲いていたが、
この季節はそういたことは期待できないことを知った。
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冬のなばなの里を支えるのは、ウインターイルミネーションである。
ウインターイルミネーションは、冬華の競演(とうかのきょうえん)として、
毎年11月〜3月まで行われていて、内容は、毎年変わる。
今回の訪問は夜には早過ぎて、見ることはあきらめた。
下の写真は前回訪れたものだが、花壇の殺風景を消すように、色々な色の光が輝き綺麗であった。
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今回の訪問目的はベコニアガーデン(館)である。
園内の一番奥にあり、入館するには、入園料以外に、入館料が必要だが、
払うだけの価値がある。
四つの大型温室がある。
エントランスには、木立性ベコニアのポットが並んでいた。
その先三つの温室に入ると、室内に5〜6段に鉢植えベコニアが所狭しと並べられていて、頭上には垂れ下がる種類のベコニアがあった。
一番奥には丸いプールがあり、頭上にはベコニアが垂れ下がり、プールでは満開を過ぎ、
刈りとられたベコニアの花が水の流れで、回転している。
その量は季節によって違い、今回はほとんどなかった、以前4月に訪れた時は、
水面が見えない程、一杯であった。
このベコニアガーデンには、世界中から集められた数百種類・1万2千株のベコニアが咲き誇って
いる。
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ベコニア館の入口に、「ピーターラビットを探そう」の看板があり、
広い館内に、ピーターラビットと、カトンテール、ベンジャミン・ハニーとミセスラビットが
潜んでいると、ある。
それを見つけ出すのは難しい。
ピーターラビットは、1号館の出口付近の花段に隠れるように立っている
。
ミセスラビットとベンジャミン・ハニーは、三つ目の部屋の水場、カトンテールは四つ目の部屋の池で。見つけた。
その他にもところどころの小さなベコニアの傍にミニチュアが置かれていた。
これらの探しは以前になかったので、楽しかった。
ベコニア館に隣接し、バラ園がある。
5500uの敷地に、800種類4000本の世界中のバラが植えられている。
立体的造りと、英国風の煉瓦造りの造形物など造園もあり、自然岩に誘引したバラが見られるのだが、季節が冬の為、バラ園は閉園で中には入れなかった。
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園内には長島ビール園など、8つのレストランがあり、他にもベーカリーショップや売店があり、
特産品や地ビール、お土産などが購入できる。
その中で、イタリアンレストラン「麦」を選択して、昼食をいただいた。
スパゲツテイーとビザを食べたが、うまかった。
ここで、入場券についていた金券を使用した。
出口に向かうと長島温泉を利用した、日帰り温泉施設「里の湯」がある。
前回、ウインターイルミネーションを見に来た時、早めにきて、利用した。
なお、東海地方最大の「花市場」が隣接しており、東海地方の野菜や季節の花が購入できる。
以上で、なばなの里は終了である。
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訪問した日 平成十七年(2005)四月三日
再訪問 平成二十年(2008)十一月二十六日
今回訪問 令和七年(2025)一月十四日