名所訪問

「 西宮神社  」

かうんたぁ。


西宮神社前にある、大きな説明板 「西宮神社の由緒」 の文面

「 御祭神    第一殿  えびす大神
           第二殿  天照大御神
                 大国主大神
           第三殿  須佐之男大神

西宮神社は、 福の神様として崇敬されているえびす様を おまつりする全国の総本社として、 広く信仰されています。
えびす様は、 神戸和田岬の沖に出現され、 鳴尾の漁師がおまつりしていましたが、  「 西の方に、宮地がある 」 との神託で、  この地におこしになったと、伝えられています。 その年代は明らかでありませんが、 平安時代後期には、 すでに文献に見ることができます。 古くより漁業の神として信仰されてきましたが、  門前に市が立ち、 西宮の町の発展と共に商売繁盛の神様として、  又、人形操りなどの芸能や七福神信仰を通じて、  さらに津々浦々へと広がっていきました。
一月九日から十一日の 十日えびす には、 百万人に及ぶ参拝者で賑わいますが、  本えびす の 十日午前零時に、 神門を閉じて、 神職は忌籠を厳修します。  そして、午前六時の表大門の開門とともに、 走り参りを行う風習があり、  福男が選ばれます。   九月二十一日から二十三日の西宮まつりでは、例祭、渡御祭が斉行され、 古式に則り、  海路 神戸和田岬へ  産宮参りが行われます。  
三連春日造 という、 本邦唯一の構造を持つ本殿は、 昭和二十年に戦禍にあいましたが、  昭和三十六年に復元再建されました。  豊臣秀頼公の寄進と伝えられる表大門と、その左右に連なる大練塀は、   国の重要文化財に、 えびすの森は、兵庫県の天然記念物に指定されています。     」



阪神電鉄の西宮駅の南部にある、国道171号の手前の狭い道が、旧西国街道で、また、 旧国道である。
新橋からこの道を六百メートル程進むと、車道に突き当たり、 正面に、西宮神社の石鳥居が見える。
車道の手前の右側に西宮神社の大練塀があり、 その前に、、 「当所 八馬氏」の丸い石柱があり、 その右の大きな石柱には、 「えべっさん筋」と刻まれている。
えべっさん筋は、神社の前に通る南北の道である。

「 大練塀は、室町時代初期の再建で、全長247mの日本最古の築地塀で、  国の重要文化財に指定されている。
名古屋熱田神宮の信長塀、 京都三十三間堂の太閤塀とともに、  日本三練塀の一つである。 」

車道を横切るため、その先の横断歩道橋で、車道を横切ると、 西宮神社の境内脇の道に、 「旧国道」 と書かれた、石柱が建っている。
西宮神社は、西国街道と、山陽道の起点で、交通の要所であったことが確認できた。

(注)   「西宮大神宮 右京都大阪」 「右 兵庫 はり満 道」 と刻まれた、 高さ258センチの 常夜型道標は、 寛政十一年(1709)に建立されたもので、 現在は、西宮神社の赤門の近く、神社東南角にひっそり建っている。

白い鳥居の前に来ると、鳥居の先に、一対の「常夜燈」、 右側に細長い、「西宮大神宮」と刻まれた、常夜燈と、下馬標が建っている、
その先に、 神社の表大門(赤門)があり、 その前に、、「西宮神社の由緒」 と書かれた、 大きな説明板が建っている (冒頭に文面を表記したもの)
表大門(赤門)は、慶長四年(1604)に、豊臣秀頼の寄進によって、再建されたもので、  国の重要文化財に指定されている。

西宮神社 大練塀
   西宮神社の石鳥居    表大門(赤門)
西宮神社 大練塀
西宮神社の石鳥居と常夜燈
表大門(赤門)

門をくぐると、参道の先に南宮神社がある。
その前を右折すると、常夜燈が並んで建っているが、 その先に、石の鳥居がある。
石の鳥居をくぐると、左に祈祷殿があり、右手に手水舎がある。
その先の右側に、社務所、 左側に、拝殿と本殿が建っている。
この参道は、十日えびすで、福男に選ばれるため、駈けて行く姿が、  テレビで放映されるところである。

「 全国えびす神社の総本社として古くから崇敬され、   平安時代には高倉上皇の御幣帛を賜ったと伝えられている。 
特に中世以降、 えびす様を福の神と崇める信仰が盛んになり、  当地で発祥した人形繰りや、謡曲狂言などの芸能を通じて  全国津々浦々にまで、 ご神徳が広まっていった。 
一月九、十、十一日の十日えびすには、 百万人以上の参拝者があり、   阪神間に於ける最大の祭典として、 著名である。
      西宮神社          」

朱塗りの入母屋造りの拝殿は、昭和二十年(1945)八月の空襲で焼失したが、昭和三十六年(1961)に、 再建されたものである。
令和七年(2025)に、国の登録有形文化財に指定された。
拝殿の奥には、三連春日造りの本殿が建っている。

「  西宮神社の本殿は三連春日造りという本邦唯一の構造を持つもので、  別名「西宮造り」 とも言われている。
寛文三年(1663)に、 四代将軍 ・ 徳川家綱による造営された本殿は、 国宝に指定されていたが、 昭和二十年(1945)八月の空襲で焼失した。
昭和三十六年(1961)に、檜皮葺から銅板葺きに変わった他は元通りに復元されました。
令和七年(2025)に、本殿と左右の翼殿が、国の登録有形文化財に指定されました。
三棟は繋がっていて、向かって右から第一殿となっている。
第一殿には 主祭神のえびす大神(西宮大神 ・ 蛭児命)
第二殿には 天照大神と大国主大神、
第三殿には 須佐之男大神を祀っている。 」

西宮神社の境内は広い。
祈祷殿の裏側は、池があり、池中に宇迦魂神社、池の端に市杵島神社がある。
その奥のえびすの森の手前にの参道には、松尾神社、神明神社の他、 四つの神社が祀られている。

参道にある石鳥居西宮神社 大練塀
   西宮神社 拝殿    西宮神社 本殿
参道にある石鳥居
西宮神社 拝殿
(奥にあるのが) 本 殿

訪問日    平成二十二年(2010)九月十九日


所在地 兵庫県西宮市社家町1番17号
阪神電車・本線 西宮駅 えびす口より、南西へ徒歩5分
JR神戸線 さくら夙川駅より、南東へ徒歩10分
JR神戸線 西宮駅 バス北ターミナルより、阪神バス「阪神西宮」 行きに乗り、 「阪神西宮」バス停で下車、えべっさん筋を南西へ、徒歩すぐ。     



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