京 都の 秋 2009
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平成二十一年(2009) 十一月二十日、
京都の紅葉を見たくて洛西へ出かけた。
嵯峨野の清涼寺、二尊院、祇王寺、野宮神社と廻り、
阪急嵐山駅へ・・・
その後、西山地区の光明寺と長岡天満宮を訪れた。
中でも、紅葉の名所といわれる二尊院と光明寺の
もみじの彩りは秀逸で、強く印象に残った。
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◎ 清 涼 寺
嵯峨の釈迦堂ともいわれる浄土宗の古刹で、平安時代に宋から請来した釈迦像を祀ることからこう呼ばれる。
このあたりは源氏物語のモデルともいわれる源融の山荘の跡である。
◎ 二 尊 院
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ここは嵯峨天皇が慈覚大師に創建させた蓮台寺の跡で、荒廃したのを法然上人の高弟湛空上人が再建した寺である。
紅葉で有名な小倉山の東麓にあり、山中には藤原定家が百人一首を選定した時雨亭があったところでもある。
小倉山二尊教院華台寺が正式名称だが、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため、二尊院と呼ばれている。
角倉了以により伏見城から移築された総門をくぐると、"もみじの馬場"と呼ばれる参道に出る。
この場所の紅葉がすばらしく、多くのカメラマンが訪れていた。
勅使門の先にある建物は、宸殿風の本堂で、応仁の乱により諸堂は全焼したが、約三十年後に再建されたもの。
湛空上人廟から石段を下ると、右側に弁財天堂がある。
◎ 祇王寺、野宮神社、嵐山
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祇王寺は竹と楓の林の中にある質素な草庵である。
仏間には本尊大日如来、清盛公、祇王、祇女、母刀自、仏御前の木像が安置されている。
境内には平清盛に愛された白拍子の祇王と祇女の姉妹とその母刀自の墓と清盛公の供養塔があった。
苔の上に枯葉があったが、華やかな紅葉はなく、侘びた雰囲気だった。
山陰線の踏切を渡ると、黒木の鳥居が建つ野宮神社に出た。
伊勢斎宮に選ばれた皇女が伊勢におもむくまでの一年間、潔斎されたところの跡である。
そこから少し歩き、川のへりに出た。
嵐山は渡月橋の南に連なる標高375メートルの山であるが、紅葉して美しかった。
◎ 光 明 寺
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光明寺は、京都の西南の西山連峰の栗生の里にある。
法然上人が初めてお念仏の教えを説かれたところと伝えられる寺である。
このあたりは筍の産地でもある。
寺の境内は、秋になると鮮やかな紅に染まる楓の木が多くあるといわれるので、
初めて訪れたが、予想して以上に美しかった。
使用カメラ : キャノン10D 使用フィルター : UVフィルター
レンズ : キャノン 18〜40mm f4.0
