北国で子育てをした白鳥たちは、越冬地を求めて、約一週間をかけて、南下する。
栃木県には数箇所、越冬する地があるが、大田原市には琵琶池と羽田沼に飛来する。
白鳥の様子を見に、羽田沼(はんだぬま)に行ってみた。
この沼に来る白鳥の数は約百羽で、それよりもづーと多い、千数百羽のカモが沼にいて、
毎年三月末まで、ゆっくりと一冬を過す。
夜から早朝までは池にいるが、日中は近くの田や川でえさをついばんでいる。
体重が重いのか、飛び出す時は、ばたばたと羽根を鳴らしながら、空に向かう姿にびっくりした。
ここにはオオハクチョウとコハクチョウが飛来している。
灌漑用の池のため、比較的間近かで観察できるのがよい。
コハクチョウは、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏に分布し、
冬は両大陸の南部、点々と渡って越冬。
場所 : 栃木県大田原市羽田785−1
東北自動車道・西那須野塩原ICから約25分。
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