カタクリは、ユリ科の植物で、山地の林の中に生息する多年草。
花言葉は、 「謙遜 、尊重される」 である。
茎先に一つづつ下向きに淡い紅紫色の花を咲かせる。
春のわずかな期間に花を咲かせ、跡形もなく、姿を消えてしまう、
スプリング江フェメール(春のはかない命)と呼ばれる花の一つである。
万葉自然公園かたくりの里
万葉自然公園は、佐野市・栃木市・藤岡町にまたがる、
標高二百二十九メートルの三毳山(みかもやま)の北斜面に広がる自然公園である。
約一万五千平方メートルといわれる。百五十万株のカタクリの群生地がある。
訪れると、写真をとろうとする人で混雑していた。
紫のかれんな花を写してきた。
花期は、3月下旬〜4月上旬である。
場所 : 栃木県佐野市町谷町112−1
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◎ 四季の森 星野
四季の森 星野は栃木市にある市民公園である。
三峰山の麓に位置し、古代遺跡や自然環境の中で育った野草の宝庫である。
雪溶けとともに始まる、セツブン草の群生地である。
セツブンソウは、本州の関東以西に分布する多年草で、
高さ五センチから十五センチで、直径約二センチの小さな花をつける。
ブナ林などの落葉樹林に多く、節分前後に開花することから、この名が付いた。
また、ローバイの花やマンサク・梅など、色々な花が咲ので、四季の森と名付けた。
セツブン草から梅が咲く頃が訪問者が多い。
カタクリの花は、みかも山や他の地の方が交通の便が良いので、
星野に訪れる人は少ない。
場所 : 栃木県栃木市星野1267
東北道栃木ICから県道32号(柏尾〜栃木線大久保バイパス)で、北西へ進むと、
道は永野川に沿って続き、星野町に入る。
四季の森 星野は、県道の左手の南側にある。
県道が永野川を渡った先の右手に、星野遺跡公園や星野自然村がある。
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◎ カタクリ山公園
カタクリ山公園は、那珂川市(旧小川町)ある、三ヘクタールに及ぶ雑木林である。
春を告げるザゼンソウやショウジョウバカマ、ミズバショウが初春に咲く。
ヤマツツジやコブシ、サクラなどの花も、美しい。
枯れた林の中に、百万株のカタクリが植えられいる。
花期は、3月下旬〜4月上旬である。
場所 : 栃木県那珂川市三輪745−1 三輪駐在所近く
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